協力

協力

2014年11月26日水曜日

能登鶏の治部煮ー源助大根の射込みー


こんにちは、夜の寒さが身にしみる今日このごろ、皆さん体調管理は大丈夫ですか?
僕の周りでは風邪が流行っていますので、皆様方も体調管理に気を使って下さいね。

さてさて、こんな寒い日には何か温かい料理でも食べたいですよね。僕の修行時代には冬の時期になると、金沢の郷土料理でもある「治部煮」を良く作ったものです。

治部煮ってどういう意味?ってよく聞かれるので、起源を調べてみると「じぶじぶ煮るからじぶ煮」なんですって。このほかにも日本料理にはよく擬音を使った料理名がよくあります。よく使うところで言えば「しゃぶしゃぶ」なんかが良い例ですね。

さて今回はその治部煮を僕なりにアレンジしてみました。
治部煮と言えば通常は鴨肉を使うのですが今回は能登鶏を使いました。鴨に比べると鶏肉はパンチが足りないので、フライパンでくわ焼き風に、油を足してコクをだし、焼くことで香ばしさをプラス、これで鴨肉に負けないパンチ力!

そして今から旬を向かえる加賀野菜の源助大根、これの中をくりぬいてこの中に治部煮を射込んでみました。

能登鶏と源助大根、そして治部煮、いい感じで石川の食材と料理がマッチしました!改善点は緑の色が欲しいところですね。料理はまず目から美味しさが入るので見た目はとても重要なんです!

それでは今回はこの辺でお疲れ様です。