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2014年4月17日木曜日

石川県掘りたて「筍」の魅力にせまる

こんにちわ、今回は前回とった筍を使って、筍の魅力にせまっていきたいと思います。

一般的に手に入る筍は掘ってから私たち消費者の手元にくるころには時間がたちアクがまわった状態。そのまま食べるとアクが強すぎるので米ぬかと唐辛子でゆでてアクぬきをしてから食べるのが普通ですよね。

しかし私は掘りたての筍のおいしさを味わったことがあるんですが、そりゃぁもう、すごいですよ!みずみずしくて香り旨みが全然違う。そのおいしさが忘れられないぐらいに・・・


その感動を再び味わいたくて、今回は直焚きにチャレンジ!掘ってまだ3時間ぐらいのもの、はたしてまたあの感動を味わうことができるのか?


シンプルにそのまんま皮をむいて、昆布と水から煮ていきます。


もうね、香りが全然ゆでたものに比べ違います。筍の旨みも出汁にとけだし、これ昆布と水だけの出汁とは思えないほど旨みは十分。本来これだけの旨みをもっているんですね、こう考えるとアク抜きをする過程でアクと一緒に香りと旨みの大部分も流れ出ているんだなと実感・・・


味醂、薄口醤油で味付け。煮汁を飲むと驚くぐらい旨い!あんたどんだけパワーあんのさ。


やっぱり筍に鰹節の組み合わせは鉄板でしょ、旨みが何倍にもなって広がります。軸の方は食感をのこして炊きあげました。


約40分ほどで完成!これを一旦さまして味を含ませてから待ちに待った試食!

一口食べてみる、香り旨みが全然違う!これが本来の筍の味じゃー、あとはアク(えぐみ)がくるかどうか・・・本来ならばあと2~30秒でえぐみがくるやろ

・・・

・・・おっ、

きた!きてしまった、若干えぐい・・・

まじか、3時間でもアクが回る、どんだけ成長早いねんあんた!と言いたくなった。

この結果から3時間でもアクが回ることが判明、しかしアク抜きをすると本来のうまさの大部分をうしなってしまう、筍は魅力にあふれた食材、処理の仕方一つが素材のうまさを左右する。なかなか手のかかるやつだな。

山にガスコンロと鍋をもっていって掘ったそばから火をいれて成長を止めるしかないのか?とりあえずこれからも筍の魅力にせまっていきたいと思います。

それでは今回はこの辺で、ご馳走様です。

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